2016年8月17日水曜日

② サンタモニカ・ロサンゼルス編 (4日間) [06/02-06/05]

<滞在地> サンタモニカ (3泊4日)
<訪問地> ロサンゼルス・ダウンタウン、ハリウッド、LAX、サンタモニカ、ヴェニスビーチ
<MLB>
(1) ドジャースタジアム (06/03) [LAD 4-2 ATL]
<概略>
[1] 06/02(木) LAX到着→サンタモニカへ
[2] 06/03(金) エキスポセンターとドジャースタジアム
[3] 06/04(土) UCLA、ハリウッド、バーニー・サンダースさんの選挙演説
[4] 06/05(日) ヴェニスビーチまでランニング、アナハイムへ移動



[1] 06/02(木) LAX到着→サンタモニカへ [アメリカ1日目]

時差もあり、2-3時間だけしか眠れず、ロサンゼルス国際空港(LAX)に着陸しました。
日本ではあまり見ない飛行機がたくさんあります。



到着してから入国審査のところまでかなり歩かされ、30分くらい待ち、順番が最後の方のためか滞在期間が2か月と長い方からなのか、入国審査官にいろいろ詰問され、早速大丈夫だろうかという感じでした。

荷物を受け取り、扉を通り抜けると、もう普通のアメリカの世界です。
ここでは深呼吸しました。

到着ロビーは人が多くざわざわしていて、外のTAXI乗り場や迎えの車がいるようなところに出ると、渋滞していて20秒に1回クラクションが聞こえるくらいで圧倒されました。

予約したホステルのあるサンタモニカまで移動するため、路線バス[Rapid #3]を探しますが、全然見つかりません。すぐにバス#3はこちらって分かるものだと思っていましたが、甘かったです。

近くにあったインフォメーションセンターのおじさんに聞いてみると、空港の路線バスターミナルまで空港のシャトルバスに乗って移動して、そこから路線バスに乗れとのことでした。

空港のシャトルバスにも確か3路線あり、手を上げないと止まってくれず(これは乗り場にいた日本人に教えてもらった)、何とか路線バスターミナルまでたどり着きました。

路線バスの運転士に、念のためサンタモニカまで行くかを確認して金を払って乗ろうとしたら、前の扉が閉まらず、後ろに停車している次のバスにみんな乗り込んでくれと言われ、なんだか最初から色々カルチャーショックを受けました。

バスに乗っている間、GoogleMapで現在位置を確認しながら、サンタモニカで下車して、
ホステルまで歩きチェックインしました。

滞在するところは、ホステルインターナショナルという全米ホステルチェーンのサンタモニカのところです。とりあえず、「地球の歩き方」に載ってて安ければいいだろうという理由で選びました。

正直、一つの部屋に2段ベット5つとかある部屋でやっていけるんだろうかと不安でしたが、部屋入って少し過ごしてみると、みんなお互い同じ者同士なんだしそんなに気を遣う必要もないんだなと思い大丈夫かなと思いました。荷物もロッカーに入れて持ってきたダイヤル4桁式の南京錠で施錠すれば安心ですし。



とりあえず、この日は寝不足だったり慣れない重いバックパックを持ち歩いて疲れていたので、マックでビックマックとかを食べて、観光も何もせずさっさと宿に戻りました。

ここで、来週からスタートさせる Amtrak Railway Pass をWebで購入し、ピックアップ場所をLA駅に指定します。それと、次の次の滞在都市、サンフランシスコの宿、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地で人気のAT&TパークのチケットをWebで取ります。

部屋にはエアコンがついておらず、窓が一日中開いていました。ロサンゼルスではそれでちょうどいいくらいでした。

シャワー浴びて、さっさと寝ました。





[2] 06/03(金) エキスポセンターとドジャースタジアム [アメリカ2日目]

朝早く起きてホステルの無料朝食を食べます。ここのホステルは早くて06:00AMからOKでした。



朝食後、ルームキー(カード)だけを持ってビーチ沿いへランニングに行きます。
ロサンゼルスの朝は夏でもとても涼しいです。20℃もありません。

この日は、ビーチの上の段丘部分を北まで行って戻ってくるルートで走りました。

 

グループでヨガや太極拳みたいなのをやっている人たちもいました。
日本に比べておそらく出勤前の若いランナーが多く走っているのが印象的でした。
犬を散歩させてる人も多いです。

 

40分くらい走ってビーチへ降りて、最後はよくテレビとかでも出る遊園地部分をぶらぶらしました。

 

走り終えると、晴れてきました。
サンタモニカとロサンゼルスにいる日は毎日、朝は曇って、昼は晴れてカァと気温が上がり、夕方にはまた曇るという天気でした。

 

ホステルに戻りシャワーを浴びて、ホステルのテラスでコーヒーを飲んでから出かける準備をします。コーヒーはポットに入っていれば24時間無料で飲むことができます。


この日は、エキスポセンターに寄って、ダウンタウンをちらっと見て、夜のドジャース戦を観る予定です。
移動には、メトロを使います。たくさん乗るので元が取れるだろうと思い、メトロのバスと地下鉄が乗り放題の1日乗車券を購入しました(券売機のところにいた係の人に買ってもらいました)。

ホステルからメトロの駅までは、おしゃれなショッピング街の横を通って、徒歩5~10分くらいでした。

 

メトロのエキスポ線の終着駅「ダウンタウン・サンタモニカ駅」です。
今思うと、ロサンゼルスのメトロの職員が一番親切で感じがよかったです。

 

エキスポ線はほとんど地下を走らず、路面電車のように地上を走ったり高架も走っていました。
途中、サンタモニカの海、ハリウッドやビバリーヒルズの丘や山、ダウンタウンのビル群が同時に見える区間があって、開放的なロサンゼルスの景色で今でもよかったなと思っています。

 

エキスポセンター駅で降りて、博物館や科学館のある方まで10分くらい歩きます。

 

博物館はお金がかかるようなので通過します。
芝生の広場には、スクールバスで押し寄せた子供たちがたくさんいました。
こちらの小学生はもう夏休みなのでしょうか。


「カリフォルニア・サイエンス・センター」は入場料は無料なのでこちらに入ります。

 

まずはおなかが空いたので、科学館内のフードコートで昼食を摂りました。
メキシコのタコスとフルーツで$10は超えていたと思います。量が多く何とか食べきれました。
煮豆はシンプソンズとかでよく出てきてまずいのかと思ってましたが、味付けがおいしかったです。


昼食後、展示物を見ました。
小さいころ行った日本の科学館と比べて、かなり体験型の展示が多かったです。
ただ、その体験型展示を体験するためには、ちょくちょくお金が要るという、入場料無料だけどうまい作りになっていました。

 

そして、この科学館の一番の展示物である、引退したスペースシャトル『エンデバー』を$2のチケットを購入して見学しました。ロサンゼルスの空港から丸3日かけて車でここまで運んだっていうから驚きです。

 

エンデバーの歴史を紹介したコーナーや外には燃料タンクが展示されていました。
科学館自体を、まだ拡大するべく工事を予定していると紹介されていました。

 

帰り際、小学生に「High Five!!」と言われ、いきなりハイタッチされてびっくりしました。

科学館の近くに「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」があります。
昔のオリンピックのメイン会場になった場所ですが、海外ドラマ等でもよく出てくるところです。24のシーズン2で最後ジャックが銃撃戦をしていたところでもあります。


まさか明日またここに来るとは、このときには思ってもみませんでした。

駅まで戻り、ロサンゼルスのユニオン駅までむかいます。
平日の昼間なのか、駅はガラガラでした。こちらの駅は改札がなくて、駅を突っ切れていいです。


駅から歩いて、海外ドラマ「メンタリスト」で架空のサクラメントのCBI本部ロケ地を見に行きました。
ロケ地巡り的なのはこれで最後です。


ダウンタウンの政治的・司法的なビルがある部分からリトル東京の方まで歩きます。
リトル東京は銀行がたくさんありました。日本食のスーパーもありました。

  

暑いのでスタバに入りましたが、安さに驚きました。
ホットコーヒーTallサイズで$1.85が標準料金です。Shortサイズはありません。
また日本のコンビニくらいの間隔でスタバにぶつかります。

ユニオン駅まで戻り、メトロバスでドジャースタジアムまで行きます。



10~15分位乗って、最寄りのバス停で降り、ドジャースタジアムまで歩きます。

 

スタジアムのゲートまでも坂道、ゲートを越えても坂道でした。

 

広大な駐車場を歩いて、バス停からボックスオフィスまで徒歩15分だったでしょうか。

内野から全体が見える「トップデッキ」のチケットを買いました。
トップデッキのゲートまで行くとダウンタウンがよく見え、かなり登ってきたんだなとわかります。

 

開場は試合開始2時間前からなので、グッズショップで時間を潰してから入場しました。

外野の奥に見える山々の景色に驚きました。MLBのテレビ中継で観ていても、こんな景色が見えるなんて知りませんでした。日本のプロの球場にはこんな景色のいいところはありません。



この日は、エースのカーショーが先発だと思っていたのですが、前田健太が先発投手でした。
LAD (ロサンゼルス・ドジャース) - ATL (アトランタ・ブレーブス) です。



19時を過ぎて試合が始まると日が暮れはじめ、また奥の山がきれいに見えます。



マエケンは、6回1/3 LAD 2-2 ATL で フォー‼︎ って歓声受ける中ベンチに下がりました。
6回裏に味方が逆転すればマエケンが勝ち投手となる場面で、ドジャースのシーガー選手が、ホームランを放ち勝ち越しました。

試合は、LAD 4-2 ATL 勝ち投手は前田健太でした。



ここは非常に球場の雰囲気が良くて、メジャーリーグといえばの電子オルガン系の音を入れるタイミングも試合展開を非常によく読んでいるなと思いました。5回まではドジャースにあまりヒットが出ず、オルガン系の音は1回しか流れませんでしたが、6回以降得点を入れたりランナーがたまるとどんどん流れて球場も盛り上がっていきました。ファンもよく野球を観ています。日本みたいに、ただ酒飲んで何しに来ているかわからないような人はいません。

7回の「Take Me Out to the Ball Game」の雰囲気が、そのスタジアムの雰囲気を凝縮して表しているんじゃないかと思っていますが、その雰囲気も MLB13球場で観戦した中でここが一番よかったです。



マエケン投げる中試合中に何度も何周もウェーブが起き、トップデッキの客席にどこからともなく現れたビーチボールをみんなで跳ねて移動させます。ある人は、わざと下の階層に落とそうとして、まわりからブーイングをされて謝り、そんな盛り上げるのも盛り上がるのもうまいMLBのボールパークの雰囲気をいきなりここで味わうことができて感動しました。(今から思うと、東海岸はどこも落ち着いた雰囲気だったなと思います。)

 

試合は10時過ぎに終わり、花火が上がる中を帰ります。駐車場が広すぎて、暗い中行きとは違う道からバス停まで戻らなくてはならず、こわかったです。ただ、屈強なLAPDの人に道を聞いてちょっと安心しました。

慣れない夜のバスもなかなか気が抜けませんでした。部屋に帰るとみんな寝ていました。





[3] 06/04(土) UCLA、ハリウッド、バーニー・サンダースさんの選挙演説 [アメリカ3日目]

朝起きて初めて洗濯をしました。最初よくわからず、$1.5くらい無駄にしてしまった記憶があります。



洗濯を済ませて、今日も駅まで歩きメトロの1日乗車券を買い、近くのバスでUCLAまで行こうとすると、メトロのパスでは、BigBlueBusという長い連結バスは乗ることができないと言われてしまいました。あれこれ人に尋ねて、ふつうのバスでUCLAの玄関のようなところにある学生街ウェストウッドまでむかいます。

  
おなかが空いたので、ファストフード店でサラダを食べました。カウンターでファーストネームを聞かれてなぜ?となってしまいました。またトイレを借りようとすると、ナンバー式の鍵がかかっていて開きません。レシートを見るとトイレ鍵の暗証番号が記載されており、それを入力すると鍵が開きました。ファストフード店ひとつとってみても日本と全然違います。

メディカルセンターを通過すると、UCLAの門です。

 

大学のシンボルであるクマの像は、数日前に銃撃されて亡くなった教授への献花台となっていました。



キャンパスはとてもきれいでした。どの建物も昭和に建てられたものはないんじゃないかという外観でした。

 

土曜日ということで、キャンパスは学生よりも、小学生向けの数学教室に参加している子供たちや、ミスキャンパスのようなものの撮影をしている人たち、講堂の講演を聴きに来る人たち、それと観光客が主でした。





図書館の前でいきなり「Free Snacks!!」と言って、無料で果物やお菓子、飲み物を配っていて、いただきました。アメリカではこういうのが結構あるんですかね。



最後にUCLAストアに寄って、Tシャツを買いました。
UCLAの4文字とクマさんだけで、よくあれだけ商品が作れるなぁと感心しました。

次は、ハリウッドへ向かうべく、バス停まで歩きます。
Metro Bus #2 に乗車すると、ビバリーヒルズを通って、ハリウッドまで行ってくれます。

ビバリーヒルズでは降りていませんが、豪邸が立ち並び、「スターの家の地図あります」っていう広告がいくつかバスの中から見えました。

ハリウッドに着いて、まず行ったのは、「吉野家 ハリウッド店」です。

 

メニューは、牛丼以外日本と全く違っていました。牛丼(ビーフボール)を注文しました。
米以外は日本と同じ味に思えました。フォークで牛丼食べるのは初めてでした。



店を出て、ハリウッドのメイン通りの方まで歩きます。



暑いし、人も多いのでとりあえずチャイニーズシアターを見られればいいやという考えでさっさと歩きました。その間でも、いくつか知っている人の写真は撮りました。

 
 



チャイニーズシアターをちらっと見て、もうメトロに乗ってサンタモニカまで戻ります。
太平洋に沈む日没でも見ようかなという考えでした。



エクスポ線に乗り換えてサンタモニカまでむかっていると、Twitterでたまたまフォローしていた朝日新聞の記者の人がつぶやきで、民主党のアメリカ大統領候補であるバーニー・サンダースさんのロサンゼルスの選挙演説会場にいてもうすぐ始まるとのこと。どこかは書いていませんでしたが、写真を見てみると、なんと昨日いた「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」。しかも、エクスポ線でついさっき駅を通り過ぎたところ。民主党員でもアメリカ国民でもない日本人が会場に入れるかどうかわからないけれど、8年に1回のめったにない機会、すぐに降りて折り返してエキスポセンター駅までむかいました。

コロシアムに近づくと、かなり通行規制されていてシークレットサービスも目を光らせていました。



人について行くと、金属探知機のあるところまでたどり着き、会場に入ることができました。

昨日はあんなに閑散としていたのに、今日はこんな選挙演説会場になっています。
ロサンゼルスはこういうシンボル的なかっこいいところがあっていいなと思います。
東京五輪のメイン会場もこんな風になるんでしょうかね。



まだ、バーニーさん本人も現れておらず、DJ風な人が「バーニー」コールをしていました。
しばらくすると、党のお偉いさんがバーニーさんを紹介して、本人が登場します。
カメラマンの足の間からですが、なんとか顔は分かりました。



「ニュースで英会話」状態で聴いていました。
NHKなどの日本のニュースで伝えられていることと、同じことを言っていました。



日本の指導者になってほしいものです。
演説は1時間くらい続き、あたりはすっかり暗く寒くなってきてしまいました。



Tシャツを衝動買いして帰ります。駅でプラカードを撮らせてもらいました。



エクスポ線でサンタモニカまで帰ります。
ロサンゼルスの地下鉄に乗ってて思ったのは、隣りの知らない人に話しかけて会話をしている人が多いことです。Tシャツに印字してある内容だったり、輪行している自転車についてだったり、大統領予備選挙についてだったり、みんな好奇心から話しかけているのかなという印象でした。



ホステルの部屋に戻ると、同部屋の10人のうち半分以上がチェックインした時から入れ替わってしまい、少し寂しい気分になりました。そういう自分も、もう明日チェックアウト。





[4] 06/05(日) ヴェニスビーチまでランニング、アナハイムへ移動 [アメリカ4日目]

朝早く起きて、サンタモニカからヴェニスビーチまでランニングしました。

サンタモニカは観光地化してるけど、ヴェニスは地元の人の生活が垣間見えるとか「地球の歩き方」か何かに書いてあって気になっていました。

 

サンタモニカのホステルから、ビーチ沿いをずっと走り30分くらいでヴェニスビーチに着きます。
路上生活者がたくさんいて、ビビりました。



写真を撮ってさっさとサンタモニカへ戻ります。





ビーチでもランニング用とサイクリング用の道がちゃんとできていて走りやすかったです。
今朝もやはり若いランナーと犬が多いです。



この日は日曜日で、サイクリングか何かのイベントがあるらしく、朝から道が歩行者天国になっていました。


ホステルへ戻り、シャワーを浴びてチェックアウトします。
駅まで歩いて行く途中に、たくさん人が並んでいるコーヒーショップがありました。



メトロのエクスポ線ででロサンゼルス・ユニオン駅まで移動します。



ユニオン駅の窓口でAmtrakのRailwayPassをピックアップしました。
日曜日ということで窓口は混雑していました。
パスの開始日はこの日ではなく、6/9です。

同時に、次の訪問地アナハイムまでのMETROLINKの切符を買いました($8.75)。



メトロリンクは、オール二階建ての車輌で中はとてもきれいでした。



 

アナハイムに到着してからは、次の「③ アナハイム・ディズニーランド編」に書きます。

以上

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